泡盛ニュース

2025年には泡盛出荷量がさらに4割減!?

投稿日:

泡盛出荷量・売上高の推移予測

awamorisuii

沖縄の新聞にて泡盛に関して驚くべき予測が・・・
2015年度から10年後の2025年までの間に泡盛の出荷量が約4割減。
売上高は半減になるという予測が出されました。

これはかなりの衝撃出来な予測です。

沖縄県復帰特別措置の酒税軽減がなくなればさらに!

現在は、沖縄の泡盛は、復帰特別措置法で酒税が安くなっています。
これは、2017年に期限が切れる予定で、延長されなければさらに減少幅は増えるだろうと予測されています。

酒税の軽減措置は、今回までとなんども延長されてきただけに、次回の延長があるか微妙な状況です。
なくなれば、すくなからずとも県内で販売の泡盛は値上げになる可能性が高い。
それがさらなる減少になる予測になっていますね。

これまでの泡盛出荷量の数位

下記の表が平成元年(1989年)から24年までの泡盛の出荷量
awamorisyuka
※泡盛百科資料参考  下記より拡大で見れます。
 http://www.okinawa-awamori.or.jp/profile/press/20130325.html

 2015年度の出荷量は1万9570キロリットル、売上高は154億3700万円を予測。
これがそのまま泡盛の消費が回復せず推移すると2025年度の出荷量は15年度比40・6%減の1万1633キロリットル、売上高は50・4%減の76億6300万円の予測なんだそうです。
酒税軽減措置が撤廃された場合は、2015年度比45・9%減の1万597キロリットル、売上高は54・8%減の69億8100万円の予測。

これは平成元年(1989年)の出荷量1万2019リットルよりも少ないという予測です。
沖縄ブームで泡盛が一番売れていた年、平成16年(2004年)の2万7688リットルよりも半分以下という事ですね。

これはかなりの危機感があります。

ここ数年、泡盛の人気を回復させようとさまざまな事が行われていますが、なかなか難しいところですね。

なんといっても地元の人が泡盛を飲まなくなったことが大きな要因と思います。
個人的な意見ですが・・。

昔、洋酒におされ泡盛が売れなくなった冬の時代がありました。
その頃に泡盛をもっと飲もうと地道ながら地元の応援などもあったと聞きます。

もっと地元の人が気軽に参加でき、泡盛の美味しさを楽しめる企画などが定期的にあればいいのにな~なんて思います。
地元では、みんな同じ銘柄しか飲まないから、なかなか違う銘柄を飲んでみようという機会がありません。
たまに友達などに、新しい泡盛などを進めると泡盛の美味しさに感動してくれるものですが・・。
新商品などがでても、地元の人はほとんど飲む機会もないんですよね。
泡盛の美味しさに触れる機会が少ないです。

いろいろな泡盛が格安で試し飲みできる町の駅的なお店が沖縄各地にあっても面白いんじゃないかなぁ~と思うのですが・・。

なにわともあれ、泡盛の人気が復活することを願いつつ、みなさん泡盛をもっと楽しみましょう~。

詳しい沖縄タイムス記事はこちら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151017-00000002-okinawat-oki

<スポンサーリンク>

<スポンサーリンク>

-泡盛ニュース

Copyright© 泡盛ガイド-沖縄の島酒を楽しもう , 2018 All Rights Reserved.