池原酒造「泡盛 白百合 古酒」
石垣島の古民家らしい赤瓦の家で泡盛造りを行う池原酒造。
その味わいは、泡盛一の独特な風味と癖をもちます。
他の酒造所にはないオンリーワンの味わいは、好き嫌いはあるけれど、飲みなれてしまうと他のお酒では物足りなくなってしまうほど。
私も、初めて飲んだ時は「エ~っ」というような味にびっくりしましたが、何度が飲んでいるうちに、この味に慣れて美味しくなっていくから不思議です。
その池原酒造が造る唯一の古酒が「白百合 古酒」。
生産量が少ないのもありますが、最近は特にファンが増え品薄になっている古酒でもありますね。
赤瓦の蔵元「池原酒造所」
変わらぬ製造方法が作りだす味わい
池原酒造の泡盛は、その味をだそうとして作っているのではなく、昔ながらの製法を変わらず続けている事でその味わいになるんだそうです。
創業当時からの道具などを修繕しながら使い続け、その道具たちや家麹などがこの白百合の味を醸し出しているといいます。
池原酒造の地釜式蒸留器
昔ながらの地釜式直火蒸留や麹を長くはわせる老麹仕込み、手造りでの泡盛造り。
手間はかかるけど、その手間が作りだす味わいが白百合の味。
そうして出来た泡盛原酒をじっくりと3年間熟成させた「白百合古酒」。
濃厚な旨みと独特の風味にほんのりした甘い香り。
麹の強さを感じる池原酒造の白百合古酒です。
古酒表示が厳格化されてからは、中身は3年100%古酒になっていますよ。
100%古酒になってさらに美味しくなっている池原酒造の白百合古酒!
創業者デザインの白百合古酒ラベル
白百合古酒のラベルデザイン。
新酒のレトロボトルなどに比べると、テッポウユリと「白百合」の文字が描かれているだけのシンプルなデザイン。
このデザインは、創業者のデザインなんだそうです。
創業者の方は、わずか3年でなくなってしまい、その後を今の社長「池原信子」さんが継いで今までその味わいを守り続けています。
創業者がデザインしたラベルは、味わいと共にいつまでも守りたいデザインですね。
度数に・・・
泡盛「白百合古酒」はずっと度数43度として販売されてきましたが、
2016年2月出荷分より、しばらく42度での販売になるそうですよ。
現在出荷分のタンクの度数が43度に満たず、やむなく42度での販売に。
そのタンク分が終了になるとまた43度に戻る予定との事なので、あるいみ42度の白百合古酒はレアかもですね。
こんな感じでラベルも度数42度になっています。
※2016年12月の販売分より度数は43度へ戻りました。現在は度数43度での販売となっていますよ。
白百合古酒のオススメな飲み方は?
白百合古酒のオススメな飲み方は、ロックやストレートもいいですけど、私的にはオーソドックスな水割りがオススメです!
泡盛ファンなら一度は飲んでみたい!
独特な風味を醸し出す池原酒造の泡盛「白百合 古酒」。
その味に魅了されるかも!
白百合 古酒の販売ページはこちら
>白百合 古酒43度販売ページ
【池原酒造「白百合 古酒43度1升瓶、4合瓶」泡盛情報】
酒造所:池原酒造 原料:米こうじ(タイ産米) 古酒100%(泡盛)
特徴:泡盛一の独特な風味を持つ泡盛
4合瓶(720ml):JANコード:4582158880025
1升瓶(1800ml):JANコード:4582158880049