【泡盛古酒ファンド「崎山酒造廠】
続々と泡盛古酒ファンドがでてきています!
八重泉酒造さん、山川酒造さんに続き、今度は崎山酒造廠さんの泡盛古酒ファンドが発表されました。
崎山酒造廠 さんの泡盛古酒ファンドの内容はこちら↓↓
「泡盛の特徴でもあり大きな魅力は、ゆっくり熟成させて、古酒(くーすー)として楽しめること。
古酒になるとなぜ旨いのか。それは、泡盛に含まれる成分が長期熟成することで、香味成分などに変化し甘い香りを醸し出すこと。そして、アルコールの分子を水の分子が包み込むクラスター化が起こり、ぴりっとするアルコールの刺激が抑えられ、まろやかになるからと言われています。
文化人として知られる琉球最後の国王尚泰の四男尚順氏(1873~1945年)は、古酒は来客のおもてなし料理にはかかせないものであり、「古酒は沖縄の宝」という記述を残しています。
また、1853年に琉球国を訪れたペリー一行が「まるでフランスのリキュール(ブランデー)」と表現した逸話もあります。
そして、その泡盛古酒の魅力をより伝えていくために、2015年8月より古酒を3年以上貯蔵した泡盛と定義を明確化した上で、古酒の表示基準を「3年以上貯蔵した泡盛が総量の50%を超えるもの」から「100%が古酒」に義務化されることとなります。
酒蔵にとっては、古酒の場合は製造にかかる費用の回収が3年以上後となる上に、必要となる泡盛古酒の量が2倍以上となることによって、資金繰り上負担が大きい製品となります。
こうした環境のなか、本ファンドは、皆さんからの出資金で泡盛古酒の原料であるタイ米、そして、泡盛古酒の酒粕から製造できる泡盛もろみ酢の瓶・ラベルを購入することで、酒蔵が古酒の製造を行いやすくします。そして、今後も沖縄、そして日本の宝である古酒の文化を次の世代に継承していくためのファンドです。 」
3年間寝かせなければいけない古酒は、製造費用の回収が3年以上先になるので大変!
こういったファンドがあれば、出資する泡盛ファンも嬉しいし酒造所も助かるからいいですよね。
気になる特典ですが、崎山酒造廠さんの泡盛・古酒ファンドに出資した方には、「松藤3年古酒30度720ml」と「泡盛もろみ酢 黒糖入り720ml」が1本づつもらえるそうですよ。
2015年の夏ごろには、酒造所見学&バーベキューパーティを開催予定しているそうです。
ファンにとっては嬉しい特典ですね。
ファンと一緒に育てる新しい古酒造り。
今後もたくさんの酒造所から、泡盛古酒ファンドの参加があると嬉しいですね。
崎山酒造廠の泡盛古酒ファンド2015の詳細はこちらよりご覧いただけます。
※自己責任でお願いいたします。